旅と宿

奈良県宇陀市の おすすめスポットをご紹介します。

世界のカエデと木造校舎に癒やされる「奈良カエデの郷ひらら」で過ごす特別な時間

世界のカエデと木造校舎に癒やされる「奈良カエデの郷ひらら」で過ごす特別な時間

小学校跡地を活用したユニークな施設として注目を集める「奈良カエデの郷ひらら」。世界中のカエデが集まる庭園と、懐かしさを感じる木造校舎、そしてカフェや図書室までそろう、ゆったりとした時間を楽しめるスポットです。 「奈良カエデの郷ひらら」は、奈良県宇陀市にある旧宇太小学校の跡地を活用した観光施設です。地域に親しまれてきた、趣のある木造校舎を残しながら、新たにカエデをテーマとした庭園を整備し、自然と文化が融合した空間として生まれ変わりました。 広々とした敷地の中で、四季折々の風景を楽しみながら、のんびりと過ごせるのが魅力。観光として訪れるのはもちろん、日常から少し離れてリフレッシュしたいときにもぴったりの場所です。 この施設最大の特徴は、世界各地から集められたカエデのコレクションです。 約1,200種・3,000本ものカエデが植えられており、日本ではなかなか見ることのできない品種にも出会えます。秋の紅葉シーズンはもちろんのこと、新緑の季節や夏の涼やかな木陰など、年間を通して異なる表情を楽しめるのが魅力です。色や形の異なる葉が織りなす風景は見応えがあり、散策しながらゆっくりと自然を感じる時間を過ごせます。 敷地内には、当時の木造校舎がそのまま活用されており、どこか懐かしさを感じる空間が広がっています。教室だった場所にはカフェが併設されており、木のぬくもりに包まれながらゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。 大きな窓から差し込む光や、外に広がるカエデの景色を眺めながら味わうひとときは格別。観光の合間の休憩としてだけでなく、あえてここで時間を過ごすために訪れたくなる居心地のよさがあります。 さらに、施設内には図書室「玩槭文庫」も設けられており、静かに過ごせる環境が整っています。植物や料理の専門図書、入江泰吉写真集などに関する書籍を中心に揃えられ、カエデの庭園とあわせて知的な時間を楽しむことができます。 木造校舎ならではの落ち着いた雰囲気の中で本を手に取るひとときは、日常ではなかなか味わえない贅沢な時間。観光地でありながらも、静けさとゆとりを感じられる点が、この施設ならではの魅力です。 自然、建物、そして人の営みが重なり合う「奈良カエデの郷ひらら」。ゆったりと流れる時間の中で、自分だけの過ごし方を見つけてみてはいかがでしょうか。 ■アクセス情報住所:奈良県宇陀市菟田野古市場135-2アクセス(車):名阪国道「針IC」から約30分アクセス(電車):近鉄大阪線「榛原駅」からバス利用、「古市場水分神社前」下車徒歩すぐ駐車場:あり ■基本情報施設名:奈良カエデの郷ひらら営業時間:9:00〜17:00定休日:月曜日・火曜日(祝日の場合は営業)                 入園料:無料                                          TEL:0745-84-2888 ▼奈良カエデの里ひららhttps://udakaedenosato.main.jp/ ▼関連リンク(うだ探訪ナビ掲載記事)https://www.uda-kankou.jp/navigation/1213

歴史が息づく町並みを歩く――宇陀・松山地区で出会う、城下町の面影

歴史が息づく町並みを歩く――宇陀・松山地区で出会う、城下町の面影

奈良県宇陀市にある松山地区は、中世から江戸時代初期にかけ、「宇陀松山城」の城下町として栄えてきた歴史を肌で感じることができるエリアです。 2006年(平成18年)には、重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、町を歩けば今も続く暮らしの息遣いに触れることができます。 通りには格子戸の町家が並び、白壁と木の質感が調和した落ち着いた景色が広がります。観光地として整備されつつも、過去から続く人々の暮らしが息づいている点も魅力で、歩くほどにこの町が積み重ねてきた時間を感じることができるのもまた、松山地区ならではの楽しみ方です。 松山地区の歴史を語るうえで欠かせないことは、かつてこの地に築かれた「宇陀松山城」の存在です。南北朝時代に秋山氏の本城として築かれ、その後、1585年(天正13年)には豊臣政権下の大名の居城となり、城下町としての整備が進められました。 しかし、1615年(元和元年)の大坂夏の陣以降、福島氏が改易されたことで城は破却され、城としての役割は終わりを迎えます。長い年月を経て姿を消した城ですが、1995年(平成7年)以降の発掘調査により、総石垣で築かれた本格的な山城であったことが明らかになり、その価値が再評価。2006年(平成18年)には、国の史跡として指定され歴史的資源として保護されています。 現在の松山地区では、こうした歴史的な背景を感じながら散策を楽しむことができます。 当時の面影を残した建物や路地の数々は、まるで時間を遡ったような感覚をもたらしてくれます。 また、町家を活用したカフェや店舗なども点在し、観光と日常がほどよく交差する空間が広がっていることも特徴です。 歴史を知ることで景色の見え方が変わり、歩くほどに新たな発見があるのもこのエリアの魅力。 宇陀を訪れた際には、ぜひ松山地区に足を運び、ゆっくりとした時間の中で、城下町の記憶に触れてみてはいかがでしょうか。   【お知らせ】第5回宇陀松山薬草博覧会日時:2026年5月23日(土)-5月24日(日)10:00-17:00https://uda-yakusou.net/cb_2026_hakurankai.html   ▼関連リンク(うだ探訪ナビ掲載記事) ・宇陀松山 https://www.uda-kankou.jp/navigation/1258 ・宇陀松山城 ~豊臣家と運命を供にした城~ https://www.uda-kankou.jp/feature/2975 ・ノスタルジック な町並み 『 宇陀松山 』 で町家歩き https://www.uda-kankou.jp/feature/445 ・宇陀を巡るMOVIE「宇陀松山」 https://www.uda-kankou.jp/movie/1494

山の気と水の力に触れる、宇陀「墨坂神社」を訪ねて

山の気と水の力に触れる、宇陀「墨坂神社」を訪ねて

橋を渡り、ゆるやかな坂道を登ってふと振り返ると、宇陀の山々の連なりが広がっていました。 墨坂神社は、疫病が流行った頃、第10代崇神天皇が創建した神社。この記述は古事記や日本書記にも記され、日本最古の健康の神を祀るともいわれる由緒深い神社だそう。 街の近くに位置する神社ですが、橋を渡って宇陀川を超えるだけで空気が神聖なものに変わる気がします。 お水で手を清めて鳥居をくぐると、朱色の立派なお社が現れます。三連の建物が廊下でつながった姿は印象的です。奥に進むと龍王宮の横に湧水があり、これが「御神水の「波動水」で「名水・やまとの水」にも認定されています。お水を汲んで、御神前や御霊前に供えると良いのだとか。ほかにも、山の神や祓戸の神なども祀られています。 丘の上に建っているので眺めがよく、時折気持ちのいい風が抜けていきます。神聖な場所特有の澄んだ空気のなかで手を合わせると、心がすっと穏やかになっていくようです。

龍鎮神社

龍鎮神社

≪宇陀市室生地区≫深谷龍鎮渓谷にひっそりと佇む、宇陀市最大級のパワースポットとされる「龍鎮神社(りゅうちんじんじゃ)」。 水をつかさどる雨乞いの龍神「高龗神」(たかおかみのかみ)が祀られいます。古より、人々は龍神を祀り、雨乞いや雨止めを祈願してきました。その昔、龍神を呼んで雨を降らしたとされる空海が若い頃に修行をしたのも、ここ宇陀だといわれています。 2024年は辰年。昇り龍は人生が大きく好転し、最強の幸運を運ぶとも言われています。最強の、龍神さまに会って幸運をあやかりましょう。 「龍鎮の滝」 室生(むろう)ダム管理事務所の駐車場に車を停め、ダムに沿って歩くこと約15分。「龍鎮橋」と書かれた朱塗りの欄干を渡り、渓谷に沿った遊歩道をさらに5分ほど進むと、川に降りる石段と龍鎮神社の鳥居が!   「龍鎮神社の鳥居」 鳥居をくぐるとすぐ右手に「龍鎮の滝」の滝壺と本殿が見えてきます。神聖な空気に包まれた吸い込まれるように美しいエメラルドグリーンの滝壺は、本当に龍が鎮まっているかのような佇まいです。    宇陀市の「龍鎮神社」は、その歴史と自然の美しさが調和した素晴らしい場所です。四季折々で見せる表情(新緑や紅葉)も変わりますよ。 地域の人々に愛され続け、訪れる人々にも深い感動を与えるこの場所に、ぜひ訪れてみてはいかがですか?